コスモス、キンモクセイ、いろいろなものごと。

池のまわりで、Uを高い高いした。
斜め下から見るUのわくわくしている顔。
蚊がぷんぷん寄ってきたので退散。

コスモスの近くへ行ったら、足をぴーん。
最初はおそるおそる、
しだいに大胆に、花、茎、葉っぱを足で確認。

トマトを買いに行く途中の遊歩道、
あまーいにおいでいっぱいの道。
キンモクセイの木がたくさん植えられているから。

立ち止って、「U、キンモクセイだよ」と
声をかける。
見上げている、どこを見ているのかは
分からないけれど、同じ匂いを共有している。

Uより早く起きた朝は、夫の部屋で読書。
カーテンを開けると、公園の木々が見える。
紅葉をはじめている、まいにち色がかわっていく。
ホットコーヒーを飲みながらゆっくりと大事に読みすすむ。

20分でも自分の時間がもてると、
その日いちにちなんだか気分が良い。
不思議だな、でもいいことだ。

生後10ヶ月のUは、赤ちゃんから子供へ
変化していっている。
いつかは私のことを、1日に1回も思い出さないという日が
くるんだなと思うと、不思議だ。
でもそれもいいことだよね。