母方の祖母が入院したのでお見舞いに行きました。
病院近くの細い街道沿いに、一軒のお店をみつけました。
そこでコーヒーを飲みました。
田舎の街道に似つかわしくないような、
とってつけたようにそのお店が素敵だったので、
何年もたってから時々そのお店を思い出しては、
もしかして、あれは夢だったのかもしれないと、
思ったりしていました。
でも、昨日ひょんなことから、そのお店が
「1988 CAFE SHOZO」だったということが分かりました。
あの日、帰る時間になって祖母の病室を出た後、
生まれて初めて、切り裂かれるような、ものすごい悲しみを体験しました。
祖母は退院間近で、新しい運動靴を用意しているくらい元気なのに、
新幹線のホームで、号泣してしまいました。
病室へもういちど戻ろうかと考えたけれど、
翌日の仕事の事、祖母は元気だったということを思いながら、
新幹線に乗りました。
だけど祖母は退院を前に、
病とは関係のない些細な事が原因で
あっけなく亡くなってしまいました。
あの時は数日後に姪っ子が生まれて、
家族全員駆け回った4月だったなーと、
CAFE SHOZOのHPを見ながら思い出していました。
Originally uploaded by Yoshiko Oouchi
また女の子を描きました。舌をだしています。
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1988 CAFE SHOZO(音楽が流れます