火曜日, 4月 14, 2009

火がついたこと。

中学生の頃、父親に連れられて美術館へよく行った。
ある日、ピカソの絵を見た。
闘牛の様子を描いたデッサン。

ものすごくつまらなくて、あっという間に見終わった。
姉と父親は熱心に見ていた。
あーあ、早くしてねと、思ったものでした。

だけど、20歳を過ぎた頃、突然、絵を見に行く
という行動に火がついて、
いろんな美術館へ通いました。

絵を見てうっとりする気持ちに、ぽかっと芽が出たというか。
あとから、効いてきたというか。

最近、それに似た事がおきました。
姉は「ムーミン」(日本のアニメーションじゃなくて)
が大好きで、昔から時々,熱く語っていたけど、
わたしはあまり興味がなかったのでした。

でも最近、突然、ムーミンに火がついた。
最近、というか、昨日。
今、ちいさく燃えているところ。
TOVE JANSSON